
記事のポイント
- ウォルマートはドローン配達の対象を約300万世帯に拡大し、100店舗を追加。
- ドローンは緊急性の高い少量商品の配送に適しており、車より速く平均20分で配達可能に。
- ウォルマートは気候や規制に配慮しつつ、地方自治体との連携を通じて他都市への展開を目指している。
アーカンソー州とテキサス州で何年にもわたりドローンによる配送のテストを行ってきた大手小売チェーンのウォルマート(Walmart)は、より大きなステージに向かう準備が整ったと考え、対象をさらに約300万世帯広げようとしている。
6月5日、ウォルマートはドローン配送会社のウィング(Wing)と提携してドローン配達サービスを拡大し、ダラス地域とアーカンソー州北西部に加えて新たにアトランタ、シャーロット、ヒューストン、オーランド、タンパの5つの地域において100店舗を追加すると発表した。
ウォルマートは2021年から商用ドローン配送を行っており、それ以来15万件以上のドローン配送を遂行してきた。現在のパートナーはウィングとジップライン(Zipline)で、もうひとつのプロバイダーだったドローンアップ(DroneUp)とのパートナーシップは昨年終了した。ウォルマートによると、30分以内での配送を約束しており、実際の配送時間は平均で約20分、平均飛行時間は4分だという。
[▼会員登録をして続きを読む▼]
The post 物流の何が変わるのか? ウォルマート 、ドローン配送を大幅拡大中 appeared first on DIGIDAY[日本版].
Source: New feed
ABOUT ME
