
記事のポイント
- パブリッシャーのフューチャーは独自AI「アドバイザー」を開発し、記事の段落単位での分析により精緻なリサーキュレーションを実現している。
- 同AIを検索機能やレコメンデーションに統合し、CTR3倍・セッション収益向上など明確な成果が出ている。
- 広告主への価値提案としてもアドバイザーを活用し、ターゲティング精度やエンゲージメント基盤の強化を図っている。
パブリッシャーのフューチャー(Future PLC)は、リサーキュレーション(再循環)の推進と、そうした比較的定着したオーディエンスを広告主にとってより魅力あるものにすることを目指して、AI(人工知能)に賭けている。
同社のコマーシャルプロダクト担当責任者、ジェイミー・サミュエル氏によると、AIを活用したフューチャーの新しい独自のコンテンツ分類エンジン「アドバイザー(Advisor)」は、同社の社内データでトレーニングされた「頭脳」のような働きをするという。アドバイザーをオーディエンスデータプラットフォーム「アパーチャー(Aperture)」に組み込むことで、フューチャーは、自社サイトへのユーザーのエンゲージメントを維持するために、チャットボットやコンテンツ推奨ウィジェットなど、「無制限」の取り組みを迅速にテストできる、とサミュエル氏は語る。
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The post 独自 AI でCTR3倍 フューチャー社の先行戦略が示すパブリッシャー格差 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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