記事のポイント
- パブリッシャービジネスは回復基調で、デジタル広告収益が増加中。
- 一部の企業はデジタルサブスクリプションが成長し、ARPUも向上している。
- AIコンテンツやコマース収益も拡大し、好材料が多い可能性。
パブリッシャービジネスは回復基調で、2024年末に向けてこの傾向は続くとみられる。
この決算分析で対象としている5つのパブリックメディア企業のうち、4つはデジタル広告収益が前年比で増加したと報告しており、ダウジョーンズ（Dow Jones）、ニューヨークタイムズ（The New York Times）、ガネット（Gannett）は2022年の同四半期と比べても増加が見られる。
しかし、第2四半期にパブリッシャーの収支決算の改善に貢献し、年末までの展望に楽観論を持ち込んだ好材料には、デジタルサブスクリプション、AIコンテンツのライセンス供与契約、コマースなど、多くの要素も含まれている。4月1日から6月30日までのパブリッシャービジネスの動向について以下に示す。続きを読む
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