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緩すぎる MFA の定義が引き起こす、中小パブリッシャーの魔女狩り

愛すべきか、憎むべきか、それとも許すべきか……昨年の初夏から広告のためにつくられた(made-for-advertising:MFA)」サイトは事あるごとにやり玉に挙げられてきた。

これを受けてメディアバイヤーや広告主、SSP(サプライサイドプラットフォーム)は、プログラマティック広告の自社の購入経路から、MFAを部分的に、あるいは完全に締め出すと、大まかな声明を出してきた。

なぜMFAの定義は緩いのか

「広告のためにつくられた」という言葉の性質が招く混乱。業界関係者のあいだで広く共有される、MFAを特定するための決定的なパラメーターが存在しないという事実。そのはざまで、MFAに対する取り締まりは魔女狩りの様相を帯びるようになった。

その結果、独立系およびダイバーシティー系(有色人種が所有するような)パブリッシャーや、ローカルメディアサイト、さらには一部の中規模の報道機関までもが、その巻き添えを食い、MFAサイトの定義に対する個々の分類と閾値で作成された、バイヤーのインクルージョンリストから除外されるようになってしまった。

昨年秋、業界団体グループにより、その判定基準を含むMFAサイトのゆるい定義がつくられた。関係諸団体である全米広告主協会(Association of National Advertisers:ANA)と全米広告業協会(American Association of Advertising Agencies:4A’s)、 世界広告主連盟(World Federation of Advertisers:WFA)、全英広告主協会(Incorporated Society of British Advertisers:ISBA)によれば、有料トラフィックなどに対する許容レベルを自社で決められる柔軟性をバイヤーに与えるひとつの手段として、敢えてさまざまな解釈ができる定義を定めたという。

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