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量産店では「 クリーンさ 」が重視される:カリフォルニア・ナチュラルズ創業者 シェルビー・ワイルド氏

ヘアケア業界で10年以上の経験がある起業家のシェルビー・ワイルド氏は、現在マス向けのヘアケア領域に進出している。2023年7月にはクリーンなヘアケアブランド「カリフォルニア・ナチュラルズ(California Naturals)」を発表し、D2Cとターゲット(Target)での独占販売を開始した。同氏が以前から運営するプラヤ(Playa)とは異なるアプローチをとり、より手ごろな価格でありながら効果的な製品に焦点を当てている。カリフォルニア・ナチュラルズの製品価格は現在、すべて10ドル(約1,480円)以下だ。

以前Glossyで取り上げたように、同氏はカリフォルニア・ナチュラルズを立ち上げる前に消費者投資家のL・キャタルトン(L Catterton)、サンドブリッジ(Sandbridge)、ミッドナイト・ベンチャー・パートナーズ(Midnight Venture Partners)、エリザベス・ストリート・ベンチャーズ(Elizabeth Street Ventures)、投資家のエリック・ライアン氏やロス・マーティン氏などから400万ドル(約5.9億円)を調達した。

手ごろな価格帯のカリフォルニア・ナチュラルズは、別の消費者をターゲットにしているのかもしれない。だが、そもそもなぜ同氏がヘアケア領域に参入したのだろうか。

「私がプラヤで行ってきたことの大部分は、カリフォルニア・ナチュラルズに影響を与えている。プラヤのマスマーケット版を作りたいと、常に考えていた」とワイルド氏は、Glossyビューティ・ポッドキャストの最新エピソードで語った。「私は南部で育ち、家高所得世帯ではなかった。そのため私にとって製品の開発や企画は、子どもの頃からターゲット、CVS、ウォルマート(Walmart)の商品棚で起こるものであり、セフォラ(Sephora)やアルタ(Ulta)ではなかった。プラヤでプレステージ向けの製品を作っていた際に、顧客のサービスチャネルのみならず同郷の仲間からも、価格帯が高すぎるというフィードバックを見聞きしていた」。

カリフォルニア・ナチュラルズが創立1周年を迎えるにあたり、今後いくつかの興味深い展開があるとワイルド氏は語る。まず、最高カルチャー責任者でもあるプロスケーターのトニー・ホーク氏が、新しいフレグランスを作り、今月発売になる予定だ。また大物俳優のオーウェン・ウィルソン氏も参画し、今後のマーケティングキャンペーンだけでなく、製品開発においても重要な役割を担っていく。そして2月には、モイスチャーシャンプーとコンディショナーを発売予定だが、これは主にブランドのコミュニティやオーディエンスが推進したものだ。

ワイルド氏はGlossyビューティ・ポッドキャストの最新エピソードで、2つ目のブランドを立ち上げた理由や、マス向けとプレステージ向けの違いについて語った。以下はポッドキャストで語られた内容を読みやすさのために要約し、編集を加えたものである。

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