2023年はリセールの採用が広がった年だとしたら、2024年は手数料戦争の年だった。
リセールプラットフォームは長年にわたり、決済処理、Webサイトホスティング、マーケティングのコストを相殺するため、バイヤーやセラーに手数料を課してきた。しかし、リセール市場が飽和するにつれて、プラットフォームはユーザーを引き付けるため、手数料について手直しをしはじめた。
この12カ月で、イーベイ（eBay）、メルカリ、ポッシュマーク（Poshmark）、デポップ（Depop）が、ときには数回にわたって、料金体系を変更した。変更を発表するとき、プラットフォームはしばしば、売買を「できるだけ簡単」にしたいと説明した。
一部のケースでは、ユーザーはこれらの変更を称賛した。デポップとイーベイ英国版がそれぞれ7月と10月に販売手数料を0％に引き下げたケースなどだ。しかし、すべての変更が歓迎されたわけではない。
たとえば、ポッシュマークは10月、セラーの手数料を引き下げたが、バイヤーの手数料は引き上げた。セラーはこれに対し、バイヤーが決済時に購入をやめてしまうことを懸念して猛抗議した。
メルカリは12月、3月に導入した販売手数料0％を廃止し、バイヤーとセラーの双方に手数料を課すと発表した。この変更を受け、あるユーザーはレディット（Reddit）に、「彼らは『これで皆が不幸になる』と言ったも同然だ」と書き込んだ。［続きを読む］
The post 2024年は、 リセール 業界を揺るがす手数料戦争の時代だった appeared first on DIGIDAY［日本版］.
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