
- スーパーボウルのCMは高額で、今年の30秒枠は700万ドル(約10億6300万円)に達する。
- 700万ドルあれば、TikTokやインスタグラムで10億以上のインプレッションを獲得可能かもしれない。
- 体験型マーケティングやインフルエンサー施策にも700万ドルの多様な活用法はある。
スーパーボウルは高価なパーティーだ。とはいえ、町で開かれている唯一のパーティーではない。
このビッグゲームは、2024年には米国で平均1億2340万人の視聴者を獲得した。これは1969年7月のアポロ11号月面着陸に次ぐ記録であり、このビッグゲームの価値はかつてないほど高まっている。
スーパーボウルの視聴者に向けてブランドを宣伝するための金額は安くない。フォックス(Fox)による今年のアップフロントでは、このビッグゲーム中の30秒スポットCMに700万ドル(約10億6300万円)もの値札が付けられていた。しかも、(カリフォルニア州での山火事への対応として)急遽CMを取り下げたブランドが出たことで生まれたCM枠は800万ドル(約12億1500万円)で取引されたと、アドウィーク(Adweek)は報じている。
この金額でも、ナードウォレット(NerdWallet)、リーシーズ・ピース(Reese’s Pieces)、ミケロブ・ウルトラ(Michelob Ultra)、ノバルティス(Novartis)、ロケット・カンパニーズ(Rocket Companies)などのブランドにとっては、CM枠の確保を断念する理由にはならない。とはいえ、これだけの予算を使う方法はほかにもある。700万ドルあれば、メディアバイヤーはほかの場所で何ができるだろうか?。
前置きはこれくらいにして、米DIGIDAYが毎年行っている調査結果を発表しよう(過去の調査結果は次のリンクから確認できる:2024年、2023年、2022年、2021年)。[続きを読む]
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