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DIGIDAYリサーチ:2024年の パブリッシャー 収益源、サブスク依存が減少傾向

記事のポイント

  • サブスクリプションからの収益を得るパブリッシャーは増加しているが、その収益が全体の割合に占める割合は減少傾向にある。
  • サブスクリプション事業の構築に対する関心が低下しており、調査によれば同事業の構築を考えていないと回答したパブリッシャーは33%に上った。この割合は過去2年間で増えている。
  • サブスクリプションを収益源として重視しなくなる傾向が見られており、広告収益も従来と変わらないとみられることから、パブリッシャー各社はほかの収入源に賭けようとしている。

パブリッシャーの広告収益は従来と変わらないと言って問題ないだろう(2023年、プログラマティックが100%期待に応えたかと問われれば、そうだとは言い切れないかもしれないが、いまでもプログラマティックが明るい材料であることは変わらない)。

しかし、2024年を迎え、パブリッシャー各社はほかの収入源に賭けようとしている。イベントから、ECサイト、従来とは違うプラットフォームとの提携まで、あらゆるビジネスチャンスが収益源の対象だ。

しかし、サブスクリプションに関しては、依然として結論は出ていない。裏を返せば、今年はパブリッシャーのサブスク収益で興味深い動きが見られるということだ。というのも、米DIGIDAYリサーチがパブリッシャー関係者355名を対象に実施した調査によると、2024年に向けて、サブスクから収益を得るパブリッシャーは増加するものの、この収益源の収益全体に占める割合が減少傾向にあることがわかった。

サブスクリプションの現在地

米DIGIDAYの調査から、全体として、新年に向けてサブスクから収益を得るパブリッシャーの増加が確認された。サブスクから非常にわずかとはいえ何らかの収益を得ていると回答したパブリッシャー関係者は、2023年前半は全体の62%だったが、2023年後半は4分の3近く(74%)を占めている。

しかし、2023年にサブスクから収益を得たと回答したパブリッシャーは増加したものの、データをよく見ると、そのサブスク収益額自体は、「大きい」ではなく「非常に小さい」ことが明らかになった。特に、収益全体に占めるサブスク収益の割合が「非常に小さい」「小さい」と米DIGIDAYに回答したパブリッシャー関係者の割合は、2023年前期と後期では大きな違いがある。具体的には、2023年第1四半期、サブスクの収益に占める割合が「非常に小さい」「小さい」と回答したパブリッシャーは全体の29%だったが、その数字が第3四半期には44%に増えた。[続きを読む]

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