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進む脱 パフォーマンスマーケティング 。デジタル広告の変化に対応した、新たなブランディングのあり方

デジタル広告を取り巻く環境が日々変化を遂げ、パフォーマンスマーケティングのみに頼った施策では広告効果の改善が難しくなってきた

一部の大手広告主はことし、ブランド構築に時間をかけて取り組んでいる

心に強く訴えかけるブランドメッセージを

ペプシコ(PepsiCo)傘下の食品ブランド、クエーカー(Quaker Oats Company)もその1社だ。

クエーカーのマーケティング部門バイスプレジデント、シアラ・ディリー氏によれば、同社のグローバルチームはこの1年半、新たな客層によるブランド愛を育むことをめざし、ブランドポジショニングとストーリーテリングの向上に注力しているという。

ことし、同社初のグローバル市場向けポジショニング施策として、まずはカナダとラテンアメリカ限定で新たな広告を打ち、その後、米国などほかの地域にも拡大する予定だ。

ディリー氏は、「最高の広告は、世界各国で通用する力強いクリエイティブのアイデアを見出すところから生まれる」と言い「中国、カナダ、英国など、さまざまな国の人々が共感できるコンセプト、心に強く訴えかけるブランドのメッセージが成功の鍵だ」と話す。

グローバルの全拠点が協力

クエーカーでは初の試みとなる、ブランドポジショニングのグローバル展開を意識したスポットCMは2月、カナダとラテンアメリカ諸国のテレビ、映画館、ソーシャルメディア、オンラインで配信が開始された。朝食に食べるオートミールを通じて、父と息子のあいだに生まれた絆を「You’ve Got This」というメッセージを軸に描いたものだ。

成人した息子が父亡きあとも、昔ながらの食習慣を自身の息子に受け継いでいくというストーリーであり、BAFTA(英国アカデミー賞)受賞者であるシャーロット・ウェルズ監督が演出を手がけた。[続きを読む]

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