dairy

結局「MFA」とは何なのか? 詐欺サイトでもないが、読者に何ももたらさないサヤ取りメディア

愛すべきか、憎むべきか、それとも許すべきか……昨年の初夏から広告のためにつくられた(made-for-advertising:MFA)」サイトは事あるごとにやり玉に挙げられてきた。

これを受けてメディアバイヤーや広告主、SSP(サプライサイドプラットフォーム)は、プログラマティック広告の自社の購入経路から、MFAを部分的に、あるいは完全に締め出すと、大まかな声明を出してきた。

問題だらけの市場に起きる新たな問題

「広告のためにつくられた」という言葉の性質が招く混乱。業界関係者のあいだで広く共有される、MFAを特定するための決定的なパラメーターが存在しないという事実。そのはざまで、MFAに対する取り締まりは魔女狩りの様相を帯びるようになった。

巷の噂では、さまざまな作業部会がいまもMFA分類の基準の制定に取り組んでいるという。米DIGIDAYは今回、これら作業部会の関係者であるバイヤー2名に取材を行った。彼らの口から、確固たる定義がいつ公表されるのかについての明確なタイムラインが明かされることはなかったが、パブリッシャーの懸念を和らげ、誰もが共通の認識を持つためにも、MFAを再分類して、”A”を「アドバタイジング(広告)」ではなく「アービトラージ(サヤ取り)」を意味する言葉にしようという声が主流になっているという。

質の低いインベントリに割り当てられる広告費を抑えるための取り組み。いつしかそれが魔女狩りと化し、ついには、ただでさえ問題だらけの市場でひたむきに取り組むパブリッシャーにも影響を及ぼすようになった。[続きを読む]

The post 結局「MFA」とは何なのか? 詐欺サイトでもないが、読者に何ももたらさないサヤ取りメディア appeared first on DIGIDAY[日本版].

Source: New feed

ABOUT ME
wpmaster
wpmaster
英語大好き人間のenglisheaterです。このブログではこのような英語に関する情報提供をしていきたいと思います。よろしくお願いします。