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視聴者の断片化に悩む CTV 広告。解決のために登場したホーム画面ジャック広告の効果のほどは

乗っ取るような形でホーム画面に広告を表示する「ホームスクリーン・テイクオーバー(Home screen takeovers)」がCTV広告市場を席巻する勢いだ。

いや、それは少し言いすぎかもしれない。しかし、CTVプラットフォームのホーム画面に表示される広告のような非従来型のストリーミング広告フォーマットが、今年のデジタルコンテンツ取引イベント「ニューフロンツ(NewFronts)」で話題をさらったのは事実だ。Roku(ロク)やサムスン(Samsung)、ビジオ(Visio)はいずれも、標準的な15秒や30秒のインタースティシャル広告ではない新たな広告オプションを披露するためにニューフロンツのプレゼンテーションを利用した。

Rokuビジオは、それぞれのCTVプラットフォームのホーム画面に動画広告を導入した。サムスンが発表したインタラクティブ広告フォーマットは、従来のインタースティシャル広告に代わるものだ。当然ながら、Rokuはストリーミング視聴者が新たな位置に表示される広告をどれだけ許容するかを試すために、その新たなホーム画面広告フォーマットのテストを開始した。

広告主を悩ませる「断片化問題」を解決しうるのか

こうした新たな広告プロダクトは、DIGIDAYの「Future of TV」動画シリーズで広く取り上げられているように、広告主が直面するストリーミング視聴者の断片化問題の解決が狙いのようだ。広告主はそれぞれのストリーミングサービスを通じて視聴者にリーチすることはできるが、断片化という難題によって、これまで従来型TVで展開してきたブランド認知向上を意図した手法で視聴者に一括でアピールすることが困難になっているのだ。

ビジオ・グループ(Vizio group)で広告・データセールス担当バイスプレジデントを務めるアダム・バーグマン氏は、「ファネルの最上部を満たし、顧客とのつながりを築くための革新的な方法を見つけなくてはならない」とインタビューで語った。
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Source: New feed

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