
業界団体「ブランドセーフティ・インスティテュート(Brand Safety Institute、BSI)」に加盟しているパブリッシャーは大手調査企業に対して、自社のようなプラットフォームがMFAコンテンツをどのようにフラグ付けしているかをもっと理解してもらえるように働きかけていることがわかった。
これがうまくいけばパブリッシャーは、資金繰りに苦しむメディアオーナー向けにダブルベリファイ(DoubleVerify)やインテグラルアドサイエンス(Integral Ad Science)のようなベンダーと衝突を起こさないための「パブリッシャーポータル(publisher portal)」を立ち上げ、関係者が運営に直接意見を言えるようにすることをめざしている。
広告機関により公開されているMAFウェブサイトを回避する最良の方法に関する既存のガイドラインはすでに詐欺師によって「悪用」されており、正当なパブリッシャーの不利益となっているという懸念から関係者はこのような方法に賛同している。
厄介な「MFA」の存在
「MFA」という用語は、「広告のために作られた(made-for-advertising)」または「アービトラージのために作られた(made-for-arbitrage)」コンテンツという意味で、「広告のために作られたウェブサイト(made-for-advertising websites)」がマーケターに年間約100億ドル(約1兆5600億円)もの損害をもたらしていることを示唆するレポートが出ている現在、デジタルメディア業界における厄介なフレーズのひとつになっている。
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The post パブリッシャーが MFA のレッテルを貼られないために、いますべきこと appeared first on DIGIDAY[日本版].
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