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デジタルコンテンツ全盛期でも過去最高の実売部数を記録。 『 ゼクシィ 』の成功を導いた3つの戦略

1000ページを超える分厚さ。そして時に、重さが5キロ近くになる雑誌。出版不況が叫ばれて久しいが、持ち運びにも苦労しそうな、そんな重量感のある雑誌が売れている。それが、1993年に創刊されたリクルート発行の結婚情報誌『ゼクシィ』だ。

『ゼクシィ』はいま、Webやアプリなどでもコンテンツを展開しているが、紙媒体である雑誌自体の価値も大事にし続けており、創刊30周年を超えるいま、過去最高の実売実績(2022年12月発売号)をあげている

同誌編集部で統括編集長を務める森奈織子氏は、DIDIDAYが主催した「DIGIDAY PUBLISHING SUMMIT」において、「デジタルコンテンツ全盛期でも実売部数は過去最高。『ゼクシィ』の成長を支えるコンテンツ戦略」と題したセッションに登壇した。紙媒体としての『ゼクシィ』がいまだに売れ続ける理由について、森統括編集長はこう述べる。

「まず、カップルの思考・行動の変化に合わせて情報のバランスをシフトしてきたこと。次に、デジタル媒体(アプリ)にはない本の価値について議論を重ねてきたこと。そして、ヒットコンテンツをつくる編集者の『カン』をできるだけ言語化し、KPIマネジメントを徹底させること。この3つが大きいと考えている」。

では、それぞれの具体的な内容は何か。同氏のセッションのレポートをお届けする。続きを読む

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