
エージェンシーやブランドは、さらに若い世代の関心を引くためにマーケティング戦術や戦略を適応させる準備の一環として、アルファ世代がZ世代とどう違うのかを研究し続けている。そこでわかったことは、端的にいうとYouTube、インフルエンサー、ゲームなどのチャネルに注目するべきだということだ。
インタラクティブエージェンシーのレイザーフィッシュ(Razorfish)と動画広告プラットフォームのプリサイスTV(Precise TV)は、アルファ世代とその親に関する調査を行い、このグループの社会的行動、メディアトレンド、もっともアピールする具体的な教育コンテンツやゲームコンテンツを詳しく調べて6月と7月に結果を発表した。
レイザーフィッシュは、世界の9つの市場に属する3474人のアルファ世代とその親を調査。一方でプリサイスTVは、米国の2歳から12歳の子ども3000人の家庭を調査した。「アルファ世代の興味関心の多さは、マーケターが注目すべき分野のひとつだ」と、レイザーフィッシュのプレジデントであるダニ・マリアーノ氏は述べ、「アルファ世代は、Z世代よりも興味関心が2倍多いうえに、学習のやり方も変化している」と続ける。
2010年から2024年に生まれたアルファ世代は、これまでで最大かつもっとも多様性のある世代になると予想されており(2025年末までに約22億人に達する)、レイザーフィッシュによると、購買力も最大だという。どちらの調査でもYouTube、TikTok、ゲーミングプラットフォームの人気が続いていることが強調されており、マーケターにとっては、アナログ体験とデジタル体験のバランスを取り、適切なブランドやインフルエンサーと提携することが重要になってくるだろう。主な調査結果の詳細を以下に示す。続きを読む
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