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ファッションファイルはデータ駆動型の リセール 戦略で実店舗拡大を図る

ラグジュアリーリセールプラットフォームのファッションファイル(Fashionphile)は長年にわたり、ウェブサイトやサンディエゴとニューヨークシティにあるショールーム、ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)のショップインショップを通じて、バッグやジュエリー、時計を販売してきた。そして現在、同社は実店舗でより強固な足場を築くために2店の常設店舗をオープンしようとしている

ファッションファイルは、カールスバッド プレミアムアウトレット(Carlsbad Premium Outlets)とアーバイン スペクトラムセンター(Irvine Spectrum Center)にあるポップアップストア2店を常設店舗に変更する。このポップアップストアは2023年11月にオープンし、ファッションファイル創業者であるサラ・デイビス氏は「実際に商品を見たいという顧客からの大きな需要がある」ことを発見したと米モダンリテールに語った。

同社によると毎月8000〜1万人が各ポップアップ店舗を訪れ、その来店客の4分の3以上がファッションファイルで買い物するのが初めてだという。このような要素が動機となり、ファッションファイルは(カールスバッドとアーバインの)両地区でより一層の存在感を示している。同社は現在、ほかの市場への出店も検討しているとデイビス氏は話す。

実店舗で「一点物」を販売する難しさ

1999年創業のファッションファイルは、シャネル(Chanel)、エルメス(Hermès)、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)などのブランドの正規品の中古ハンドバッグや財布、そのほかのアクセサリーを販売している。すべての商品は特定のブランドに精通した社内専門家によって精査されている。

ファッションファイルで扱う商品の81%は一点物だ。つまり特定の商品や特定のテキスタイル、特定のサイズ、特定の金具などが1つしか存在しないということである。オンラインでは顧客は何千ものSKUのなかから商品を検索してほとんどの場合には結果が得られるため、一点物の扱いに関してそれほどの苦労はない。しかし限られたスペースしかない実店舗で同じようなやり方を再現するのは難しいとデイビス氏は言う。 [続きを読む]

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