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アンダーアーマー が取り組む原点回帰。収益の低迷を打開できるか

記事のポイント

  • アンダーアーマーはアスリートのフィードバックを基に、機能面を向上させたユニフォームを開発。
  • 収益低下を背景に、アスリート向け商品の強化と構造改革を進行中。
  • しかし、長期的な観点では商品の機能面向上だけでなく、全方位の構想が必要との指摘も。

大学フットボールのチームは、8月から行われる2024年から2025年のシーズンで最初の試合から、新しいユニフォームを着用することになった。このユニフォームは、数十のフォーカスグループとの協力により、2年近くをかけて開発したものだ。

このユニフォームは「ARMR037」と呼ばれ、アンダーアーマー(Under Armour)による最新のイノベーションで、ノースウェスタン(Northwestern)、ノートルダム(Notre Dame)、メリーランド大学(University of Maryland)など8つの大学フットボールチームに提供される。新しいユニフォームは従来のものと比べて袖ぐりが広く、ヨガ用のズボンに似たノンスリップのズボンを使用。また、フロントカラーのように握られることが多い部分には耐久性のある素材を使用し、アスリートの肌に食い込むようなズボンの継ぎ目をなくした。

アンダーアーマーは大学フットボールのプレイヤーと200回近くの話し合いを行い、「新しいユニフォームに何を求めるかを十分に議論した」と、アンダーアーマーのデザインディレクターを務めるケルシー・グリーンウェル氏は米モダンリテールに語った。メリーランド大学のフットボールプレイヤー(アンダーアーマーの本社から1時間以内の場所で試合を行っている)と何カ月もともに過ごし、懸念事項を聞き取ったという。また、競技場や試合の映像でプレイヤーたちを観察し、これまでのユニフォームでプレイヤーたちが「不快に思った部分を引っ張っている」ことにも注目した。

当社は、アスリートたちを自社のデザインチームの一部として扱う」とグリーンウェル氏は語る。「アスリートたちは、製品が発売される前に当社と協力してきただけでなく、発売時やそれ以後にも協力してくれる。当社はアスリートたちと協力していることに大きな誇りを持っている」。続きを読む

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