
- アスリートはファンへのリーチ手段として、インフルエンサーと同様にブランドに評価されている。
- 女子スポーツと大学アスリートがNIL市場の拡大で注目され、ブランドとの提携が進む。
- 商品化されたインフルエンサー市場で、ブランドは本物の影響力を持つコミュニティリーダーを探求している。
インフルエンサーとアスリートの境界線は重なり合いつつあり、そこにマーケターは注目している。
ブランドは、アスリートを、熱心で集中するファンコミュニティにリーチする手段と見なしている。女子スポーツや大学スポーツ、拡大する「名前、画像・映像、肖像権(Name, Image and Likeness:NIL)」業界への関心が高まっているなかでは、特にそれが言える。2024年のアドバタイジング・ウィーク・ニューヨーク(Advertising Week New York)では、10月8日に少なくとも8つのパネルでそれが会話のテーマとなった。
「ブランドは女子スポーツに対して、以前より相応の評価をしはじめている」と「ゲームを支配する:女子スポーツで成功する(Owning the Game: Scoring Big in Women’s Sports)」パネルで、クリエイティブエージェンシー、バンガード・メイブン・グループ(Vanguard Maven Group)の共同創設者ニコール・ジーター・ウェスト氏は述べた。
アンダーアーマー(Under Armour)でスポーツマーケティングおよび大学とのパートナーシップを担当するディレクター、キャサリン・マーケット氏の言葉を借りると、姿勢の変化が主に表れているのが、「アスリートのストーリーテリング」だ。
「変革をもたらす新たな人々(The New Change Makers)」パネルでの発言中、マーケット氏は聴衆に対して、大学のアスリートはバスケットボールやフットボールのような主要な分野で同社の取扱製品に「顔」を出すことができると語った。「当社ではそれをチャンスと見なしている」とマーケット氏は付け加えた。続きを読む
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