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AI スタートアップ企業「パープレキシティAI」が広告事業に参入。しかし、全面的に歓迎のバイヤーばかりではない

記事のポイント

  • パープレキシティAIが広告表示を開始したが、高額なCPMや訴訟リスクが広告主の懸念を招いている。
  • CPM方式の採用が驚きと困惑を招き、実績不足から広告主は投資を控え様子見の姿勢を取っている。
  • 月間利用者は増加中だが、広告ビジネスの確立には信頼構築や経験豊富な人材採用が急務とされる。

AIスタートアップ企業であるパープレキシティAI(Perplexity AI)で11月、広告表示が始まった。先駆けを務めるのはホールフーズ(Whole Foods)、マッキャン(McCann)、PMGなどのブランドだ。しかし、多くの企業は様子見の姿勢を崩さず、少なくとも現時点では、投資に見合う価値があるかどうか静観している。

消極的な姿勢の背景には2つの要因がある。第1の要因は、10月にニューズコープ(NewsCorp)がパープレキシティAIを相手取り、訴訟を提起したことだ。これはイメージ的にあまりよくない。

米DIGIDAYは8人の広告関係者に話を聞いたが、そのうちのひとりはこう述べていた。「クライアントはパープレキシティAIと関連づけられることをひどく憂慮しており、連座のリスクを取るほど価値のある好機とは見ていない。彼らは対応業種などに関心を寄せる広告主に再度の提案があることを期待しているが、一番乗りは望まなかった」。

第2の要因は、広告の売り込みに直結するもっと差し迫った課題だ。広告形態としては、オーガニックな回答と並べて「スポンサー付きの追加質問」として表示されるようだが、その価格は非常に高額なのだ。米DIGIDAYが本稿執筆のために話を聞いた3人の広告関係者は、インプレッション単価(CPM)が30ドル(約4500円)から60ドル(約9000円)前後のようだとほのめかした。実績のないプラットフォームにしては破格の価格設定と言える。続きを読む

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