
ウォルマート(Walmart)がこのほど、スマートテレビメーカーのヴィジオ(Vizio)を買収した。この動きは、ウォルマートの広告事業をさらに強化し、ストリーミング機能を追加することで、より多くのブランド予算獲得につながる可能性がある。
ウォルマート以外にも、ブランド予算の獲得を狙うリテールメディアネットワーク(RMN)は増えつつある。しかし、広告主の側は今のところ、ブランド予算の財布の紐を緩める気配はない。
独自のアドネットワークを立ち上げる小売企業が増加するのに伴い、トレードおよびショッパーマーケティングの予算をめぐる競争は激化の一途をたどっている。こうした競争に対応するため、ウォルマートをはじめとする小売企業は、ブランドマーケティング予算に狙いを定め、ストリーミングやソーシャルメディアなど、プラットフォーム外のチャネルで広告機会を展開している。
しかし、リテールメディアの分野は依然として、広告効果の測定や広告の費用対効果(ROAS)に関する課題に直面している。これらの課題が解決されないかぎり、広告主はブランド予算を投じることに関心を示さないとみられる。[続きを読む]
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