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パープレキシティ のパブリッシャー関係責任者ジェシカ・チャン氏に聞く、広告配信に関する現状

記事のポイント

  • パープレキシティは主要メディア企業を含む10社以上が参加するプログラムを運営中。
  • 広告配信で得た収益をパブリッシャーに分配し、APIやデータ分析機能も提供。
  • プログラム拡大やチャットボット活用を進め、パートナーと持続可能な関係構築を目指す。

AI企業のパープレキシティ(Perplexity)はこのほど、同社のパブリッシャープログラムに10社を超えるメディア企業が新規加入したと発表した。ブラヴィティ(Blavity)、英紙インデペンデント(The Independent)、リーエンタープライゼズ(Lee Enterprises)、米紙ロサンゼルスタイムズ(Los Angeles Times)、メディアラブ(MediaLab)などが含まれる。

9月にパブリッシャーとの提携構築の責任者に就任したジェシカ・チャン氏は、米DIGIDAYの取材に対し、開始から5ヶ月を迎えるこのプログラムについて、提案の内容や来年の計画を含め、その詳細を語った。このプログラムの運営をひとりで切り盛りするチャン氏は、LinkedInのコンテンツパートナープログラムの開発を手がけた人物である。

新規加入組にはほかに、DPレビュー(DPReview)、メキシコニュースデイリー(Mexico News Daily)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(Minkabu The Infonoid)、ニューズピックス(NewsPicks)、プリサメディア(Prisa Media)、ドイツRTL(RTL Germany)傘下のシュテルン(Stern)とNTV、アドウィーク(Adweek)、ワールドヒストリーエンサイクロペディア(World History Encyclopedia)らが名を連ね、先行組のタイム(Time)、フォーチュン(Fortune)、デアシュピーゲル(Der Spiegel)らの仲間入りする

パープレキシティは11月、自社のAIを搭載した検索エンジンプラットフォームで広告配信を開始した。プログラムに参加するパブリッシャーはこの広告収入の分け前にあずかるとともに、データ分析、パープレキシティの各種API、および有料プランの「エンタープライズプロ」を利用できるという。チャン氏のインタビューを簡潔に編集し、以下に記す。

◆ ◆ ◆

――パープレキシティとパブリッシャーの収益分配の仕組みは?

収益分配の具体的な数字については話せないが、回答ページに広告を配信して収益化を図る。プログラムに参加するパブリッシャーには、この広告収入の一部が支払われる。

――あるパブリッシャーがユーザーの質問に対する回答の一部として表示され、そのページに広告が配信されると広告費の一部がそのパブリッシャーに支払われるということか? パブリッシャーへの広告費の支払はすでに行われているのか?

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The post パープレキシティ のパブリッシャー関係責任者ジェシカ・チャン氏に聞く、広告配信に関する現状 appeared first on DIGIDAY[日本版].

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