
記事のポイント
- ホマはTikTokの#CleanTokトレンドに基づくゲーム「クリーンイット」を開発し、6カ月で250万回インストールされる成功を収めた。
- TikTokはゲームパブリッシャーと緊密に協力し、支援体制を構築している。
- 米国でのTikTok禁止の可能性が、この協力関係に影響を及ぼす懸念がある。
モバイルゲーム開発会社のホマ(HOMA)は、TikTokの「#CleanTok」トレンドに触発されたカジュアルゲームの「クリーンイット(Clean It)」を2024年6月に公開し、このゲームはバイラルヒットになった。
ゲームのローンチは、ホマとTikTokのコラボレーションの成果であり、TikTokがゲームパブリッシャーを自社プラットフォームに誘致しようとする意図的な取り組みの最新の実例だ。
「クリーンイット」は、ホマがTikTokに触発されて公開したはじめてのゲームではない。同社のもっとも人気のタイトルには「マージマスター(Merge Master)」や「アクアリウムランド(Aquarium Land)」などのモバイルゲームがある。開発会社である同社は数年にわたって、人気のあるゲームのジャンルと関連するTikTokトレンドとを組み合わせてカジュアルゲームを作成してきた。
「TikTokは根本的にコミュニティの参加によって支えられているので、このようなトレンドは自然に発生する。TikTokのゲーマーは受動的なオーディエンスではなく、共同のクリエイターとしてゲームに関わり、新しいタイトルのローンチや、『クリーンイット』のようなIPに大きな影響をもたらすとともに、それらの関心を持続させる」と、TikTokでグローバルゲーミング担当のビジネスマーケティング責任者を務めるアニー・アルシン氏は語る。「当社の調査では、TikTokのゲーマーの41%は、TikTokに触発されて、自分たちが好きなゲームについて独自の動画を作成したと認めていることが示された」。
「クリーンイット」の場合、ホマはクリエイターが汚れた場所を掃除してきれいにする動画を特集した#CleanTokトレンドと、人気のある「アイドルアーケード(放置アーケード)」ゲームジャンルとを合体させた。この組み合わせはモバイルゲーマーやTikTokのユーザーのあいだで広く支持され、最初の6カ月間に250万回もインストールされた。続きを読む
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