
1月22日、小売大手のウォルマート(Walmart)は、認証済み顧客が製品を家庭で受け取り、テストして、メーカーにフィードバックを提供するプログラムを開始した。メーカーとウォルマートの両方に恩恵をもたらす取り組みだ。
この家庭内ユーザーテストプログラムは、ウォルマートのインサイトプラットフォーム「ウォルマート・ルミネート(Walmart Luminate)」に登録するサプライヤーを対象としたものだ(名称は2月上旬に「シンティラ(Scintilla)」に改名予定)。ウォルマート・ルミネートの調査担当者は、新製品や既存製品に対する顧客のフィードバックを収集したいブランドによる調査設計を支援する。
ウォルマートは顧客コミュニティである「カスタマースパーク(Customer Spark)」でテストの参加者を募る。この顧客コミュニティは招待制で、2018年以降ウォルマートはここで調査を実施しており、ルミネートのクライアントのために活用するようになったのは2022年だ。
サプライヤーは一般的に、小売店よりも第三者の調査会社に頼って製品調査のような市場調査を実施することが多い。今回のプログラム発足により、ウォルマートは自社の唯一無二の巨大な顧客ベースとデータ能力を活用して、こうした分野に参入する。[続きを読む]
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