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記事のポイント
- ケリングの2024年通期売上は前年比12%減、グッチも23%減と苦戦。短期的な施策より長期的ブランド戦略を重視するとCEOは発言。
- マイテレサの売上は13.4%増加し、定価販売強化が奏功。米国市場が成長を牽引し、中国市場の回復にも積極的に取り組んでいる。
- ケリングはエントリーレベルの商品やコラボ展開を拡大する一方、マイテレサは本物志向のセレクションと高級ジュエリー強化で差別化を図る。
ケリング(Kering)の2024年通期業績は、ラグジュアリー業界大手が直面する流動的な市場環境を反映している。売上高は12%減の185億ドル(約2兆7670億円)、経常営業利益は46%減の28億ドル(約4190億円)となった。営業活動によるフリーキャッシュフローは15億ドル(約2245億円)を計上し、わずかな光明となったものの、全体としては同社にとって厳しい一年だったことを示す結果となった。
ケリングの主力ブランドであるグッチ(Gucci)も苦戦し、売上高は23%減の80億ドル(約1兆1970億円)、営業利益率は21%に落ち込んだ。卸売売上高と小売売上高は、それぞれ28%、21%の減少となった。
それでも、同社のCEOであるフランソワ・アンリ・ピノー氏の自信は揺らいでいない。決算発表の場で、同氏は「グッチは必ず復活すると確信している」と強調した。「我々のブランドの長期的な健全性は、短期的な妥協策や応急処置では補えない」。
しかし、ピノー氏の楽観的な見方に懐疑的な声もある。[続きを読む]
The post ともに ラグジュアリー の世界に身を置きながら、ケリングとマイテレサが真逆の収支報告を行った理由 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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