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ロサンゼルス・トリビューンの「 ポッドキャスト 革命」、米大統領選を変えた音声メディアの力【DIGIDAY PUBLISHING SUMMIT 2025】

記事のポイント

  • メディアの新たな収益源としてポッドキャスト市場が急成長。LATはネットワーク構築や広告モデルで成功を収めている。
  • 大統領選候補者が積極的に出演し、有権者との接点を強化したことで、リーチ数の拡大と高い投票率につながった。
  • リスナーが候補者を深く理解し、強い信頼関係を築いたことで、長時間コンテンツが熱狂的なファンを生み出した。

メディア業界は、情報発信の方法が変わり続けるなかで、新たな収益モデルを模索している。アクセス数の伸び悩み、広告収入の減少、紙媒体の廃刊といった課題が山積するなか、成長を続け、市場規模が1000億ドル(約15兆円)に達しつつあるのがポッドキャスト(Podcast)だ

2月7日に開催された「DIGIDAY PUBLISHING SUMMIT 2025」では、「ロサンゼルストリビューン(LAT)におけるPodcast成功事例/大統領選を変えたオーディオインフルエンサー」についてのセッションが行われた。登壇したのは、ポッドキャスト事業に注力するLATのバイスプレジデント、マイケル・シルバース氏と、コントリビューティング・ライターのパリサ・ローズ氏。

セッションでは、ポッドキャスト市場の成長背景や成功事例を紹介し、米大統領選におけるポッドキャストの影響を分析。さらに、新たな情報発信の可能性と、メディア企業にもたらす影響について深掘りした。

持続可能な循環を生む、ポッドキャストの可能性

まず、シルバース氏がLATの事例とともに、ポッドキャスト市場の可能性について語った。LATは1886年から続く伝統的な新聞社だが、「ポジティブなメディア」をめざして、新しいメディアの形を模索してきた。その一環として、ポッドキャスト事業にも注力している。

ポッドキャストにおいてもっとも重要なのは、「知る」「好む」「信頼する」という流れだとシルバース氏は説明する。「リスナーはまずポッドキャスターを『知り』、その話を『好み』、やがて『信頼する』ようになる。彼らは能動的に番組を聞き、ダウンロードし、親しみを感じるようになる」と言う。[続きを読む]

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