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TikTok 禁止の再延期でマーケターは冷静、社内では幹部退任と組織再編が起こっている

記事のポイント

  • TikTok禁止の猶予期間が再延長され、米国マーケターのあいだでは落ち着きが広がっている。
  • TikTokは広告主に平常運転をアピールする一方、上級幹部の退任が相次いでいる。
  • 再編による組織変更で、広告主との連携に支障が出る可能性が指摘されている。

つい数週間前まで、米国のマーケターたちはちょっとした危機感を漂わせていた。TikTokがなくなるという想像もしなかった未来が突如として現実味を帯び、バックアッププランの検討やリスクの分散、それにキャンペーンの見直しを余儀なくされていたからだ。

だが、中国以外の買い手を見つけられなければTikTokが国家安全保障上の理由で禁止される期限が迫るなか、不思議なことにパニックは収まりつつある。

それどころか、マーケターのあいだには以前よりも落ち着きが見られる。この冷静でどこか穏やかな雰囲気はおそらく、今もTikTokに残っている担当者とのあいだで最近行われた会合によるものだろう。TikTokアプリの広告部門はこの数週間で目に見えて縮小しているが、残った社員たちは、足元が揺らぎ続けるなかでも平常運転をアピールすべく最善を尽くしている。

米国で行われたTikTokとの会合について匿名を条件に語ってくれたある広告会社幹部によれば、「TikTokは米国での将来を『非常に楽観視している』としながらも、今後の状況について伝えられる新たな情報はないと述べていた」という。

同じような意見は、ほかの2人の幹部からも聞かれた。

「新しい報告は何もなかったが、TikTokは米国での自社プラットフォームの将来に自信を持っていると述べていた」と、別の幹部も語っている。

要するに、少なくとも彼らのようなマーケターから見る限り、TikTokが消えてしまう可能性は小さいようだ。これまで、TikTokの幹部は将来について口を閉ざし、予想のつかない結果になることをうかがわせる話をしていた。だが、今になってマーケターと直接話し合いをしているという事実は、もはやそういう状況ではなくなったことを示唆するものだ。[続きを読む]

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