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ピュブリシス グループのCEOに聞く、広告主の現在地 不安定な市場をどう乗りこなしているか?

記事のポイント

  • 広告主は慎重姿勢を維持しつつも、競争力を保つため投資を継続している。
  • ピュブリシスはコカ・コーラ獲得など新規事業で広告支出の減速を補完。
  • M&Aは慎重姿勢を継続しつつも、戦略的分野での投資を選別的に実施している。

四半期ごとに行われる決算発表の場で使われる言葉のなかでは、「慎重だが競争力を維持している」というフレーズほど、少ない語数で多くを語る言い回しはない。関税の問題が世界経済、ひいては広告費に長い影を落とすなか、ピュブリシスグループ(Publicis Groupe)最高経営責任者(CEO)であるアーサー・サドーン氏は、広告主の雰囲気をそう表現した。

米国のトランプ政権の関税措置について世界が憶測を巡らせるなか、マーケターは、マージンの減少、不安定な価格設定、あらゆるマーケティングの管理単位にわたる財務精査の復活など、その影響を見極め始めている。誰も撤退しないが、強気に出る人もまたいない

サドーン氏は、2025年4月15日に行った四半期決算発表の場で、「はっきりさせておくと、我々の顧客は、投資を始める前にもっと視界が開けるのを待つつもりでいる」と話した。

「そして、いまのところ、広告主らはまだ支出を続けている」と同氏は付け加えた。マーケターは、不確実性のなかにあっても、市場シェアを維持・拡大しなければならないというプレッシャーにさらされているからだ。[▼会員登録をして続きを読む▼]

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