
記事のポイント
- Facebookの新収益化プログラムにより、一部の出版社では100万ドル規模の収益が発生している。
- しかし収益には波がある。どの投稿が対象になるか不透明で、安定的な収入源にはなりにくい。
- 参照トラフィックも一部で回復傾向にあり、出版社のFacebookへの評価が再び揺れている。
出版社が「Facebook(フェイスブック)は終わった」と思い始めた矢先、またもや引き戻されつつある。
ここ最近、Facebookからの参照トラフィック(外部送客数)が前年比で増加しており、それに呼応するかのように、メタ(Meta)のコンテンツ収益化プログラムから得られる収入も増えている。これはやや意外な展開である。
Digidayが本記事のために取材した出版社10社のうち複数社が、昨年10月に導入されたこの新たな収益化プログラムによって、今年は6〜7ケタ(10万〜100万ドル=約1500万円〜1億5000万円)規模の収益を見込んでいるという。
このプログラムは、Facebook上に投稿された写真や動画のエンゲージメント(反応)に応じて、クリエイターに報酬を支払う仕組みである。従来のインストリーム広告(in-stream ads)とパフォーマンス・ボーナス(performance bonus)を統合し、クリエイターの収益化手段が一本化された。
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The post Facebook は本当にオワコンか? 出版社でじわりと広がる収益回復の兆し appeared first on DIGIDAY[日本版].
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