
記事のポイント
- ロゴ付きジーンズが主流だった時代から、個性やストーリーを重視するヴィンテージデニム人気へとシフトしている。
- セレブ着用やSNSでの拡散を通じて、ヴィンテージデニム販売業者が影響力を持ち、カスタム需要も拡大している。
- Z世代はサステナビリティや希少性を重視し、厳選されたヴィンテージ品に価値を見出す新しい消費スタイルを形成している。
2000年代初頭において、ラグジュアリーデニムはバックポケットに縫い込まれたロゴによって定義されていた。セブン・フォー・オール・マンカインド(Seven for all Mankind)、トゥルー・レリジョン(True Religion)といったブランドが代表的だろう。ピンとくる人もいれば、まさにその時代を生きてきた人もいるだろう。
しかし今日では、ラグジュアリーの定義はまったく異なる。
「イット」ガールたち、インフルエンサーたち、そしてスタイリストたちは皆、単一のブランドのジーンズではなく、ヴィンテージデニムを扱う業者のジーンズを身に着けていることが多い。そうした小売業者のなかには、自らカルト的な人気を築いているところもある。
「ここ数年で、より多くの人がリーバイス(Levi’s)をリワークして再販するようになった。…これは素晴らしいビジネスだ。まさに急上昇中で、ウィリー・ウォンカの黄金のチケットのようなものだと誓って言える。私がこれを始めたときは、こんな感じではなかった」と語るのは、デニム・バイ・オーリー(Denim By Orlee)の創業者であるオーリー・ワイスバーグ氏だ。
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The post セレブ支持で再評価 ヴィンテージデニムはなぜ「新しいラグジュアリー」になったのか appeared first on DIGIDAY[日本版].
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