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Amazon とロクがCTV広告で本格連携 カンヌライオンズで示したDSP市場への圧力

記事のポイント

  • Amazonとロク(Roku)はCTV広告在庫への独占的アクセスを可能にする提携を結び、約8000万世帯へのリーチを実現する統合IDを導入した。
  • さらに、広告主はAmazon DSPを通じて、接触頻度の最適化や購買行動の分析が可能になりつつも、ロクの広告インベントリーはほかのDSPでも利用できる。
  • ただし、Amazon DSPはコスト優位を持つ一方で、技術やサポート面の課題もあり、広告業界では期待と懸念が入り交じっている。

Amazon Adsとロク(Roku)は、両社が共有する識別子を通じて、ロクのCTV(コネクテッドTV)広告インベントリー(在庫)にアクセスする唯一の手段として、AmazonのDSPを採用するパートナーシップを発表した。

この統合により、広告主はロクやファイヤーTV(Fire TV)のプラットフォーム全体にまたがる統一された共有識別子を通じて、米国のCTV認証世帯約8000万世帯にアクセスできるようになる。これには、プライムビデオ(Prime Video)やロク・チャンネル(Roku Channel)といったプレミアムパブリッシャーやアプリも含まれる。

広告精度とキャンペーン管理の強化

このパートナーシップは、Aamazon DSPが「Roku OSデバイス」上のログインユーザーを決定的に認識できるようにするカスタムのID解決サービスを活用している。両社によると、これにより広告主はフリークエンシーキャップ(接触回数の制御)などのキャンペーン管理をより精密に行い、広告の接触を消費者の購買行動に帰属させることが可能になるという。

「我々の技術を組み合わせることで、広告主はAmazonおよびロクのストリーミング視聴者に対し、認知から購買まで全ファネルの成果を実現しつつ、メディアの無駄を排除できるようになる」と、Amazon AdsのSVPであるポール・コタス氏は声明で述べた。

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