
- 米DIGIDAYサミットでは、DSPの選定と透明性をめぐる再評価がバイヤーの大きな関心事として語られた。
- Microsoftのザンダー閉鎖やAmazon DSPの急成長が、広告テックの競争構造に大きな影響を与えている。
- Googleとトレードデスクは依然として存在感が強いが、サポートや料金体系に対する不満も目立っている。
広告テックのダイナミクスは、特に広告主側プラットフォーム部門においては流動的で、メディアエージェンシーの従事者は常に頭を悩ませている。そのため、同業者との対話は重要だ。
2025年5月に開催された、米DIGIDAYのプログラマティックマーケティングサミット(Programmatic Marketing Summit)に参加したメディアバイヤーたちは、自社のDSPパートナーシップを評価した。
また、支出をより透過的で、クライアントのニーズとより合致したプラットフォームに移行したいという意思を表明した。
その多くは、広告テック市場におけるトレンドの影響、たとえばAmazonのDSPの隆盛(特に、AmazonのDSPがトレードデスクやGoogleのDV 360のような市場リーダーのシェアを奪う可能性について)などについてもっと知りたいと考え、その要望があまりに強かったことからバーチャルフォローアップセッションが開催されることになった。
以下に示すのは、6月6日のチャタムハウスルール(Chatham House Rule)で行われたバーチャルタウンホールにてメディアエージェンシーの参加者が話した内容を直接引用したものだ。
ここでは、市場リーダーのリスクリワード分析や、DSP市場の(強く求められている)統合の可能性などについて話し合われた。
Microsoftがザンダー(Xandr)DSPを閉鎖する理由
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The post なぜマイクロソフトの ザンダー は沈んだのか? 現場バイヤーが語るDSPの選定条件 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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