
- ボルスパとクーラが香りつき日焼け止めでコラボし、「カリフォルニアサマーズ」の人気の香りを発売した。
- 日焼け止めは今や機能性だけでなく、香りやラグジュアリー感が競争要因となっている。
- 両ブランドとも限定品やイベントを活用し、ブランド体験とSNS上のエンゲージメントを重視している。
フレグランスブランドのボルスパ(Voluspa)が2024年にカリフォルニアサマーズ(California Summers)コレクションを発表したとき、これは限定版の香りの予定だった。この海の塩とバニラの香りはまたたく間にベストセラーになり、ボルスパは現在、このフレグランスを別の夏の定番である日焼け止めに拡大しようとしている。同社はSPF(日焼け止め)ブランドのクーラ(Coola)と提携して、香りつきの日焼け止めを発売する。
「クーラと提携する機会について耳にしたとき、私は『これが最後の仕上げだ。カリフォルニアのビーチを楽しむとき、太陽の下でSPFをスプレーするのがこの贅沢なフレグランスの経験になるだろう』と考えた」と、ボルスパのフレグランスおよび教育担当ディレクターを務めるブリタニー・ベル氏は述べている。
クーラはすでに、トロピカルココナッツやグアバマンゴーなどの香りの透明日焼け止めを販売しており、クーラとボルスパの夏の香り(Scent of Summer)は、この品揃えに加わることになる。クーラのCMOを務めるローレン・グレイジア氏は、創設から20年になる同社ブランドにとって、感覚的なストーリーテリングがもう何年間もその一部だったと述べている。
「当社の商品の一部は、10年近くにわたって常に香りつきで販売されてきた。これは、消費者が当社ブランドの好きな点として多くの場合に回答する点のひとつだ」と、グレイジア氏は述べている。
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The post 米国で広がる「香る 日焼け止め 」 異業種ブランドが仕掛けるラグジュアリーSPF戦略 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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