
記事のポイント
- クラウドフレアがAIクローラーを一括ブロック可能にする「レッドボタン」機能を提供した。
- パブリッシャーは無許可AIクローラーによるサーバー負担や広告収益損失から解放されつつある。
- クラウドフレアはクローラー単位課金モデルを導入し、パブリッシャーは収益化も選択可能となった。
クラウドフレアの「レッドボタン」ブロッカー
パブリッシャーは、クラウドフレア(Cloudflare)のひとつのトグルボタンが、AIボットクローラーからコンテンツを守る戦いにおいて、稀有で決定的な勝利をもたらしたことで歓喜している。
長年にわたり、数百万もの身元不明のAIボットクローラーにコンテンツを無料で荒らされるのを惨めに見守るしかなかったパブリッシャーにとって、ついに実行可能な救いの手が差し伸べられた。
ドットダッシュ・メレディス(Dotdash Meredith)は、7月1日の夜にニューヨークで開催されたクラウドフレアのパーティーで、メディア業界で急速に知られるようになった、「レッドボタン」を7月1日午前0時に押すという行為を実行し、祝福するパブリッシャーの群れの一員となった。
ドットダッシュ・メレディスのチーフイノベーションオフィサーであるジョン・ロバーツ氏は米Digidayに対し、同社がこのプロジェクトについて、グローバルインフラ企業クラウドフレアと3月から取り組んできたこと、そして無許可のAIクローラーによるコンテンツ盗用を防ぐことが、持続可能なインターネット経済を(再)構築するための第一歩であると語った。
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The post クラウドフレア、「レッドボタン」で AI クローラー規制へ パブリッシャーに防御と収益化の選択肢 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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