
- Amazonプライムデー拡大に対抗し、ほかの小売企業もセール期間を延ばし価格競争に挑んでいる。
- ターゲットやTikTokショップは会員特典やキャッシュバックなど独自の施策で差別化を図っている。
- 消費者の約半数がAmazon以外の小売店も利用予定で、小売各社には競争力のある価値提案が求められている。
Amazonが7月8日から11日にかけて開催する4日間の「プライムデー(Prime Day)」に対抗すべく、小売企業やマーケットプレイスは自社のサマーセールを拡大している。
たとえばウォルマート(Walmart)は、自社の「ウォルマート・ディールズ(Walmart Deals)」イベントを2024年の4日間から2025年は6日間に延長した。一方でティックトックショップ(TikTok Shop)は、「ディールズ・フォー・ユー・デイズ(Deals For You Days)」を2024年の9日間から2025年は13日間に拡大。
ブックショップ・ドット・オーグ(Bookshop.org)は7月のセール期間を1日延長し、ディックス・スポーティング・グッズ(Dick’s Sporting Goods)は初となるデジタル版「ディールデイズ(Deal Days)」を4日間にわたり開催する。ターゲット(Target)やディックスのように、日ごとに異なるセールを打ち出す小売企業もある。
これは小売業界ではおなじみの構図である。Amazonのスケジュールに歩調を合わせつつ、同社を凌駕しようとする動きだ。2025年10月にも、ウォルマートやベストバイ(Best Buy)をはじめとする小売各社が、Amazonの秋のセール時期に合わせて独自のセールを実施した。
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The post 「対」 Amazonプライムデー 4日間 小売企業によるオンサイト上の戦略は appeared first on DIGIDAY[日本版].
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