
記事のポイント
- 2024年のEC成長の40%超をマーケットプレイスが占め、今後さらに拡大が見込まれている。
- ノードストロームなど大手小売の参入により、マーケットプレイスへの抵抗感が和らいでいる。
- TikTok Shopやシーインなど新興勢力が激しい値引きでシェア争いを展開し、競争はさらに過熱している。
2025年、マーケットプレイス環境はこれまで以上に活況を呈しており、競争も激化している。
マーケットプレイスが2024年のeコマース成長全体の40%以上を牽引したことが、7月9日に発表されたレポートで明らかになった。このレポートは、マーケットプレイスとソーシャルコマース向けの自動化プラットフォームであるシンビオ(Cymbio)、キャピタル・ワン(Capital One)、イーマーケター(Emarketer)の社内データを使用しており、D2Cチャネルはeコマース成長の25%を占めていたことが判明。シンビオは、2030年までにマーケットプレイスが成長の53%を占めると試算している。
「ブランド数が爆発的に増加しているため、消費者にとって多くのブランドを発見することが難しくなっている」と述べるのは、シンビオでセールス・マーケティング担当バイスプレジデントを務めるダニエル・ヒリアー氏だ。クライアントにはバルマン(Balmain)やリーボック(Reebok)などのブランドがいる。「こうした小売業者は、ブランド発見のためのサーチエンジンのような役割を果たすようになっている」。
大手小売のマーケットプレイス参入で競争が激化
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The post EC の40%はマーケットプレイスが牽引 差別化の鍵は価格か、発見性か appeared first on DIGIDAY[日本版].
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