
インフルエンサーマーケティングビジネスの競争がますます激化するなか、この分野を専門とするエージェンシーは、AIアバターからソーシャルコマースにいたるまでのトレンドをテストし、新たな成長方法を模索している。
インフルエンサー分野はわずか数年で混雑してきており、その結果、ブランドの支出が多くのインフルエンサーに分散され、各自の取り分が減少している。インフルエンサープラットフォーム、コラボスター(Collabstr)の2024年インフルエンサーマーケティングレポート(2024 Influencer Marketing Report)によると、異なるプラットフォーム間でさらに大きな競争が生じている。
コラボスターは、3万5000のブランドと8万人のインフルエンサーのデータに基づき、2024年のインフルエンサー市場規模が13.7%成長し、198億ドル(約2.9兆円)になると予測している。だが、ユーザー生成コンテンツのクリエイターの数が市場参入者の増加に伴い前年比93%増となったことで、ブランド支出はインフルエンサーのパートナーシップ1件あたり、前年比約16.8%減の214ドル(約3万2100円)に落ち込むだろう。
ブランドの新たな試みと倫理的な課題
1万件の有償インフルエンサーキャンペーン全体では、インフルエンサーマーケティング予算の77%が米国のインフルエンサーに費やされており、同レポートによると昨年の同じデータから推定6%減となっている。
ソーシャルメディア全体でのAIの実験やアプリ内ショッピング、マネタイズ機能などの拡大は、状況を救うための小規模な支援部隊のようなもので、市場が引き続き着実に成長する助けとなるかもしれない。ただしある面では倫理的な問題や信憑性の問題ももたらしている。
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The post AI アバターからソーシャルコマースまで:競争激化するインフルエンサーマーケティングの最新トレンド appeared first on DIGIDAY[日本版].
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