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AI ×画像検索で進む、「言葉いらず」のショッピング体験とは?

記事のポイント

  • ウェイフェアは画像検索ツールを導入し、コンバージョン率の向上を実現した。
  • Googleなども画像検索を強化しているが、利用者の拡大には課題が残る。
  • スレッドアップは画像検索によってコンバージョン率を85%向上させた。

今年、オンライン家具マーケットプレイスのウェイフェア(Wayfair)は、顧客向けにビジュアル検索ツールのテストを開始した。これは、AIを活用して売上向上を目指すブランドの最新の取り組みのひとつである。

このツールでは、スマートフォンのカメラロール、ピンタレスト(Pinterest)、またはウェイフェアの広告から画像を使用して、探している商品に似たアイテムを検索できる。ウェイフェアのCTOであるフィオナ・タン氏によれば、画像をアップロードすると、類似のデザインや雰囲気の商品が、さまざまな価格帯で一覧表示される仕組みになっている。現在、このツールは全体の約半数のユーザーに導入されており、「カートに追加」される件数やコンバージョン率の向上につながっているという。

「顧客にとって、自分が探しているものを言葉で説明するのは難しいことが多い。スタイル名がわからなかったり、商品名すら知らないこともある。そんなとき、『これが欲しい』という画像を見せるほうが早い場合がある」とタン氏は語る。

タン氏は、「Shoptalk 2025」というカンファレンスでモダンリテールの取材に応じた。そこでは、多くのブランドがAIを用いて変化する検索ニーズに対応している様子が共有された。画像検索自体は新しい技術ではないが、最近ではピンタレストやカメラロールを使って買い物のインスピレーションを得る若年層を中心に、オンラインショッピングの手段として注目されている。[続きを読む]

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