
- 加工なしのリアルな瞬間を共有するSNS「BeReal.」は、日本で急成長し月間ユーザー数が450万人に達した。
- 2024年にゲーム会社のVoodooが買収後、広告事業に注力し、日本市場を主要ターゲットに位置づけている。
- Z世代中心の利用が多いが、今後は社会人など他世代への拡大も目指している。
※この記事は、ミレニアル世代のビジネスパーソンを主要ターゲットに、政治、経済、金融、テクノロジー、企業戦略、スポーツなど幅広い分野のニュースを日々配信している「Business Insider Japan」からの転載です。
若者に人気の盛らないSNS「BeReal.(ビーリアル)」。フランス発のこのアプリは、世界で月間4000万人が利用し、その約9割が26歳以下だ。
多くのユーザーを抱えながら収益化が課題だったビーリアルは、2024年にフランスのゲーム会社Voodooに買収されて以降、広告によるマネタイズを進めている。期待をかけるのが日本市場だ。ビーリアルは2023年ごろから日本でも注目を集め、現在はアメリカに次いで世界第2位のアクティブユーザー数を誇る。
3月初旬、ビーリアルのエメリック・ロフェCEOが来日し、日本市場の魅力や広告事業の進捗について語った。
一足遅れて日本で急成長
ビーリアルは2020年にフランスで誕生し、加工なしの「リアルな瞬間」をシェアするSNSとして急成長した。
ルールはシンプルだ。毎日ランダムな時間に通知が届き、2分以内にフロントカメラとバックカメラで同時撮影して投稿する。この時間制限があるからこそ、計算された映えではなく、その瞬間のリアルが切り取られる。2分を過ぎても投稿は可能だが、遅れた時間が表示される仕組み。
この「盛らないSNS」というコンセプトが若者の共感を呼び、急速に広まった。[続きを読む]
The post BeReal 広告が日本で好調。ユニクロに資生堂……利用者数は世界2位に浮上 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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