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CTV 広告にいま起きていること 増えすぎた在庫、強まる買い手の交渉力

記事のポイント

  • CTV広告費は増加するも、CPMは前年比で最大30%下落している。
  • 供給過多と広告主の効率重視が価格低下の主因となっている。
  • 一方で高品質なキュレーション広告はCPMを維持・向上させている。

CTVの広告費は増加している。だが、CPMはそれほど増えていない。

今年も半ばとなったが、バイヤーもセラーも「CPMは下落している」と口を揃える。回答者にもよるが、下落率は前年比で10%から30%以上だという。理由はさまざまだが、ストーリーはほぼ同じだ。インベントリーが増え、パフォーマンスを求めるバイヤーが増え、独占性よりも効率性を求める傾向が強まっている。

「CPMは前年比で減少している」とCTVパフォーマンス広告会社のケインズデジタル(Keynes Digital)のCEOであるダン・ラークマン氏は述べた。「約19%減だ」。これは、ケインズとテレビネットワーク間の直接取引となるプライベートプログラマティックマーケットプレイスを通じて購入された広告に基づいたデータだ。

問題はプライベートマーケットプレイスに限ったことではない。広告価格がリアルタイムで決まるオープンマーケットプレイスでも、それほどよい値段がついているわけではない。メディアエージェンシーのグッドウェイグループ(Goodway Group)のメディア投資担当バイスプレジデントであるトム・スベルチェフスキ氏によると、同社のクライアントにとっては、CPMは直接取引のCPMも含めて1年前より20%安くなっているという。

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