
記事のポイント
- 米コスメ企業のエルフは意外な組み合わせのコラボ商品を展開し、文化的会話やトレンドを生み出している。
- 自社サイトを中心に限定商品を展開し、消費者の興味を反映したコラボで差別化を図る。
- 低価格設定で若い世代に支持され、ユーモアや創意工夫で消費者の好奇心を引きつける。
10月27日、エルフ・コスメティックス(e.l.f. Cosmetics)の公式サイトには、同ビューティブランドの最新コラボ商品を手に入れようとする人々が殺到していた。
エルフが今回のパートナーに選んだのはタンブラーブランドのスタンレー(Stanley)だ。その理由は、スタンレーユーザーのあいだでマイタンブラーをアクセサリーで飾るのが大流行しているからだった。その商品コレクションのラインアップは、リップオイル各種、これらリップオイルの色をモチーフとするスタンレーのタンブラー各種、そしてタンブラーの取っ手にスナップで留められるリップオイルホルダーだった。
これら商品はエルフの公式サイトだけでなく、ターゲット(Target)の実店舗とオンラインでも販売された。特に人気だったのがリップオイルホルダーで、28日にはエルフとターゲットのサイトで完売となり、ターゲットの実店舗でのみ入手可能となっていた。
意外な組み合わせで話題をさらう
エレウォン(Erewhon)のスムージーに手を出すデオドラントブランド、ファストフードチェーンと提携するスリープブランド――世間は、コラボレーションを通じて文化的名声を得ようとする企業の海と化している。続きを読む
The post D2C でバズる米コスメ企業のコラボレーション戦略。その秘密は…… appeared first on DIGIDAY[日本版].
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