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D2C ブランドの法人ギフト戦略 ホリデー商戦を支えるも「顧客が見えない」課題

記事のポイント

  • コーポレートギフトはD2C企業にとって大きな収益源だが、顧客データ収集が難しいという課題がある。
  • 各企業は効率化やカスタマイズ技術の導入を進め、法人顧客向けの特化したサービスを展開している。
  • 法人顧客への依存度を高める一方、D2C顧客の獲得やブランド成長のバランスを取る戦略を模索している。

D2Cスタートアップ企業にとって、コーポレートギフトプログラムがホリデーシーズンの大きなビジネスとなっている。

たとえば、ラグジュアリーキャンドルブランド、カフタリ(Caftari)の過去1カ月のビジネスの約40%は、法人注文が占めている。ホリデーのパーティーやギフトの交換が盛況な現在、スタートアップ企業はブランドをさらに最適化する方法を模索している

キャンドルブランドのアネクドート(Anecdote)やガーデニングスタートアップのガーデヌイティ(Gardenuity)など、コーポレートギフトプログラムを展開しているブランドは、D2C広告が高額で多くの競争があるなかで、そうした大口注文が大きな追い風になると述べている。だが、そこにはデメリットもある。特に顧客維持に関してがそうだ。一般的なオンライン注文とは異なり、商品が何百人もの見知らぬ受取人に贈られるため、顧客データの収集が難しい可能性がある。さらに、それらの顧客を見つけてブランドのデータベースに取り込むことや、将来的にリターゲティングすることも多くの場合、困難である。

こうしたスタートアップ企業によると、これらのプログラムによって年間を通じて法人顧客の獲得と維持に成功するには、いくつかの投資が必要だった。たとえば、効率的なコーポレートギフトプログラムの構築には、注文を簡単にする技術やウェブサイトのポータル、大口注文を確実に時間通り発送するための在庫管理やフルフィルメントの準備が欠かせない。続きを読む

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