
多くのインクルーシブな取り組みが企業レベルでも立法レベル(書籍の発禁処分、反批判的人種理論の法案、有権者の異議申し立てなど)でも崩壊しつつあるなか、Pinterestは社会的地位の低いコミュニティのクリエイターに焦点を当てた同社インクルージョンファンド(Inclusion Fund)に資金投入を続けている。
このプログラムは2021年に「ブラック・ライブス・マター(Black Lives Matter)」運動の影響を受け、50万ドル(約7900万円)でスタートした。以来Pinterestは330万ドル(約5億2100万円)以上を投資し、プログラムへの参加を認められた150人以上のクリエイターに広告権利や現金、コンテンツ制作のための設備などを提供している。
同ファンドは当初、四半期ごとのプログラムに参加するクリエイター8名でスタートしたが、Pinterestのインクルージョン、グローバルコンテンツパートナーシップ・リーダーを務めるゼニー・シファロー氏は具体的な詳細について明言を控えたため、各コホートの参加者数は不明だ。
Shopifyとの提携で対象者を拡大
今年はShopify(ショッピファイ)との提携により、米国とカナダを拠点とする中小企業や独立系パブリッシャー、そして歴史的に疎外されてきたコミュニティのブティック型クリエイターエージェンシーを対象に加えた。つまりプログラムの定義が拡大され、インフルエンサーも中小企業経営者も参加するようになったということだ。この提携における財務情報は明らかにされていない。 [続きを読む]
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