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DIGIDAYリサーチ:2024年、メディア業界最大の課題は経済動向より Cookie 廃止

記事のポイント

  • 2023年第4四半期後半の時点で、約31%のパブリッシャーがサードパーティCookieの廃止を2024年の最大の課題として予想しており、これは前年よりも大幅に増加している。
  • 経済動向も依然として重要な懸念事項であり、Cookieの廃止についで約29%のパブリッシャーが2024年の最大の課題として経済を挙げている。
  • 2024年における経済動向への懸念はあるものの、経済が自社に打撃を与えるとの見方を否定したパブリッシャーの割合が大きく増加しており、その割合は19%に上る。

この数年間、パブリッシャーは経済がもたらす問題と格闘してきた。そしておそらく、この状況が2024年に大きく変わることはないだろう。しかも、ことしの業界は経済への対応を後回しにしかねない新たな課題に直面することになる。それは、サードパーティCookieの廃止だ。

これは、DIGIDAYリサーチがパブリッシャー関係者120人以上を対象に行った調査で明らかになったことだ。

さっそく本題に入ろう。DIGIDAYの調査によれば、パブリッシャーにとってことし最大の懸念は、サードパーティCookieの廃止だ。しかもこの廃止は、経済的な問題に何年も苦しめられてきたなかで実施される。つまり、パブリッシャーはとうとう、Cookieが本当になくなってしまうという状況(そして、業界全体としてまだ準備が整っていないという事態)に直面するわけだ。

2023年第4四半期後半の時点で、パブリッシャーの3分の1近く(31%)はサードパーティCookieの廃止を2024年に直面する最大の課題と予想していた。Cookieの廃止を2023年の最大の課題と予想していた回答者の割合が6%だったことを考えると、大幅な増加だ。

一方、パブリッシャーの29%が経済動向を最大の課題と予想するなど、経済は2024年のパブリッシャーとって、Cookieの廃止に続く大きな課題となっている。ちなみに、2022年第4四半期には、70%ものパブリッシャーが経済動向を2023年の最大の課題と予想していた。

ただし、この結果はパブリッシャーにとって、経済がことしの大きな懸念事項にならないということを示すものではない。実際にはその正反対であり、結局のところ、この数年間に経済がパブリッシャーにもたらした影響は、業界全体にとって忘れがたいものとなっている。[続きを読む]

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