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Google、 Cookie 廃止を撤回 選択肢を広げる動きが再び重要に

記事のポイント

  • ChromeでのサードパーティCookie廃止を見直し、現在の選択制アプローチを維持すると発表。
  • 多くの企業が費やした労力が無駄になったとの批判が噴出し、規制当局の対応も注目されている。
  • ID5などは、Cookieの有無にかかわらず選択肢を探る努力を続けるべきと主張している。

半世紀以上にわたって続いた延期、政府の監視、業界内の対立を経て、Googleはついに予想通りの決断を下した。それは、ChromeにおけるサードパーティCookie廃止に対する方針転換である。

これにより、一部の人々は2019年8月に始まった「プライバシーサンドボックス」プロジェクトの終焉を予測している。4月下旬に発表されたGoogleのプライバシーサンドボックス担当バイスプレジデント、アンソニー・チャベス氏の発表が、4月初めに続けて下された反トラスト関連の警告と時期的に近接しているためだ。

つまり、こうした声は「Google ChromeのCookie方針を転換したのは、複数の分割案に直面する今、規制当局への和平の申し出ではないか?」と疑問を投げかけている。

それにもかかわらず、Googleは広告収益に支えられたメディア・エコシステムを支援するという実用的なアプローチを取るとの従来の立場を維持し、今後もプライバシーサンドボックスのAPI活用を模索していくと述べている。

チャベス氏は昨日のブログ投稿で次のように述べている。「ChromeにおけるサードパーティCookieの選択に関する現在のアプローチを維持することを決定し、新たなスタンドアロンのプロンプトは導入しない。ユーザーは引き続きChromeのプライバシーとセキュリティ設定で自ら最適な選択を行うことができる」。

一方で、この6年間に多くの時間、資金、労力をCookie代替技術に注いできた企業(アドテク企業、エージェンシー、パブリッシャーなど)は、「これまでの努力はすべて無駄だったのか?」という問いに直面している。

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