
- Googleがインスタ投稿を検索対象に加え、若年層の検索行動変化に対応しはじめた。
- 今後はインスタ投稿のキャプションやハッシュタグもSEOを意識した設計が求められるようになる。
- 検索エンジンとソーシャル、さらにはAIが統合され、シームレスな購買体験が進展している。
Googleの検索結果が、SNSのフィードのように変化しつつある。7月、Googleはインスタグラム(Instagram)のコンテンツのインデックス化を開始した。これにより、ビジネスアカウントおよびクリエイターアカウントによるインスタグラム投稿が、Googleの検索結果に表示されるようになる。
「検索はソーシャルで」若年層の行動変化に対応
この新機能は、検索エンジンとしてSNSプラットフォームを利用する若年層の行動に対応するものだ。2024年にフォーブスアドバイザー(Forbes Advisor)とトーカーリサーチ(Talker Research)が共同で実施した調査によれば、Z世代はX世代よりもGoogleを使って検索する割合が25%少ないという。また、Z世代の46%、ミレニアル世代の35%が、従来型の検索エンジンよりもSNSを好んで利用しているという結果も出ている。なお、本件に関する米Glossyの問い合わせに対し、Googleからの回答は得られなかった。
「我々は今、Googleの登場以来、ブランドにとってもっとも大きな『発見と検索の行動変化』を目撃しているところだ」と語るのは、Eコマースエージェンシー、アイスドメディア(Iced Media)の創業者兼CEOであるレスリー・アン・ホール氏だ。「これまであまり交わることのなかったGoogleとインスタグラムが手を組んでいるのは、TikTokやChatGPT、レディット(Reddit)、Amazonといったプレイヤーが検索の主導権を握りつつある現状に対抗するためにほかならない」。
「検索されるビジュアル」を前提とした戦略が必須に
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