記事のポイント
- Googleの新AIショッピング機能では、画像照合やバーチャル試着、メイク体験を強化し、購入支援を拡充。
- AIショッピングへの関心が高まり、新たな検索・購買体験が広がる。
- GoogleはAI強化で売上を拡大、競争が進むなかで従業員への要求も増加。
迫り来る景気後退の懸念にもかかわらず、消費者は買い物を続けている――少なくともオンラインでは。オンラインショッピングは2024年のホリデーシーズンに9％近く増加した。そうした行動を念頭に置き、Googleは人工知能（AI）機能を強化し、消費者がタップするだけで大量の商品を選別できるようにしている。
Googleは3月5日、AIを活用する3つの新しい没入型ショッピング機能をリリースした。モバイルユーザー向けに提供される新しい画像照合機能は、衣類やアクセサリーのような消費者向け製品に関するユーザーの検索語から画像を生成し、その説明に合う購入可能な製品に結びつける。
Googleはまた、モバイルユーザーとデスクトップユーザー向けに、買い物客がさまざまなモデルでズボンやスカートの見た目を確認して、関連する商品を購入できる拡張型バーチャル試着機能も提供する。そして同時に、ユーザーが、人気が高いメイクアップスタイルから抽出した顔全体のメイク方法をバーチャルで試し、それに合う製品を購入できるモバイル向けビューティーショッピング機能も発表する。
Googleの消費者向けショッピング製品担当バイスプレジデント、リリアン・リンコン氏によると、これらの新機能は、AIを活用したショッピングにますますオープンな姿勢を示す消費者基盤に語りかけるものだという。［続きを読む］
The post Google 、AIショッピング機能を強化。衣類やメイクのバーチャル試用が可能に appeared first on DIGIDAY［日本版］.
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