
ゲームチェンジャーとなるCookieのアップデートをGoogleが行うのを待つ人であるなら一息付けそうだ──今回のアップデートはそうしたものではないからだ。
それどころか、「Chrome」ブラウザがユーザーにサードパーティCookieによって追跡されるかどうかを問う仕組みに関する最新の詳細は、回答よりも多くの疑問を生じさせただけだが、それも現時点では致し方ないことだ。
Googleでプライバシーサンドボックス担当バイスプレジデントを務めるアンソニー・チャベス氏は、カリフォルニア州パームスプリングスで開催されたIAB(インタラクティブ広告協議会)の「Annual Leadership Meeting(ALM)」で1月27日に講演し、この選択は「ワンタイムのグローバルプロンプト」を通じて行なわれると説明しており、業界はそれまでに数カ月間の準備期間を得られる。
決して特筆すべき情報ではないが、これは物事が進みつつある方向を示唆している。Web広告は徐々に、すでにプライバシー設定がGoogleやAppleの同意ベースのプロンプトによって決定されているモバイルアプリモデルに近づいているのだ。
また、こうした移行はサードパーティCookieにとどまらず、IPアドレスにもおよびつつある。
チャベス氏はALMで、ユーザーが自分のIPアドレスを隠すことができるChromeの新機能の計画を明らかにした。この新機能が導入されれば、この保護機能は、「シークレットモード(ブラウザのプライベートブラウジングオプション)」を利用しているユーザーに限定される。[続きを読む]
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