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H&M、実店舗をデータ拠点に変革  AI とタグ管理で競争優位を構築

記事のポイント

  • H&MはRFIDやAIを活用し、店舗にeコマース並みのデータ活用と即応性を導入している。
  • 店舗スタッフはライブダッシュボードでリアルタイム在庫や売上動向を把握し接客に生かしている。
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多くのブランドが実店舗の役割を疑問視している時代に、H&Mはそのグローバルな店舗網をブランドの競争優位性に変えようとしている。

H&MはAIやライブアナリティクスに加え、RFID(無線周波数認識)に投資することで、世界4000店舗の運営方法を進化させている。目標は、店舗にeコマースと同レベルのデータと応答性をもたらすことだ。

H&Mグループのチーフ デジタルインフォメーションオフィサー、エレン・スヴァンストローム氏はショップトーク・ヨーロッパ(Shoptalk Europe)で次のように語った。「我々はまだ、可能性のごく一部に触れただけにすぎない。だが、すでに成果は表れている。当社の店舗の業績が向上し、チームはこれまでにはできなかった形で、データに基づいて行動できるようになっている」。

その戦略は、いまではすべての衣服に付けられているRFIDタグから始まる。これらのタグは近年安価になっており、ブランドは現在タグ1点につき10セント(約14円)から1.50ドル(約217円)を支払うと、サプライチェーンの全段階で追跡および製品情報の取得ができる。店舗内のセンサーは、商品の動きや、どの陳列が買い物客を引き付けるのかを追跡する。そして最後に、AIを搭載したダッシュボードがリアルタイムで更新され、スタッフは何が売れていて何が売れていないのかをリアルタイムで把握できる。

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