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LinkedIn がインフルエンサーの主戦場に ブランド予算と注目が集まる理由

記事のポイント

  • LinkedInでB2Bインフルエンサーが急増中。企業幹部や著名人など多様なクリエイターが参入し、影響力を拡大している。
  • TikTokやXのリスク回避もあり、ブランドがLinkedInに広告予算を移行。B2B企業がLinkedInに大規模投資を始めている。
  • LinkedInは、番組広告やBrandLinkなど新製品を導入し、クリエイターとブランドの連携を強化。

クリエイターがLinkedIn(リンクトイン)に押し寄せている──そして、ブランドの資金もその後に続いている。

LinkedInがクリエイターのためのプラットフォームとしての地位を確固たるものにするなか、LinkedInのエコシステム内で活動するインフルエンサーマーケターはビジネスの急成長を報告している。

2024年前半に立ち上げられたB2Bインフルエンサーマーケティングエージェンシー、クリエイター・マッチ(Creator Match)のCEO、A・J・エクスタイン氏は、同社は「この数カ月」で起業以来の収益の約80%を稼ぎ、その間、LinkedInのクリエイターに100万ドル(約1億4500万円)超の報酬を支払ったという。

一方、B2Bクリエイターマネジメント会社ウィシュリー・グループ(Wishly Group)の創業者、アニーシュ・ラル氏によると、同社は2024年8月の時点で6人のLinkedInクリエイターをマネジメントしていたが、4月現在、30人まで拡大しており、その間、1カ月当たりの平均キャンペーン数も20から75まで増加。また、B2Bインフルエンサーマーケティングエージェンシー、チェリー・レーン(Cherry Lane)の共同創業者、ピーター・ボイルズ氏は、2024年、LinkedInでの広告費が数万ドルだった複数のクライアントが、2025年の広告予算を数十万ドルまで拡大しているという。

さらに、LinkedInインフルエンサーマーケティングエージェンシー、クリエイターオーソリティ(Creator Authority)のCEO、ブレンダン・ガーハン氏は、同社は2025年、前年比300~400%の成長を見込んでいるという(同氏はベースとなる金額は明かしていない)。ガーハン氏は「以前は、予算を確保できたとしても、ごくわずかな金額だった。なぜなら、実験的な性質が強かったためだ。それが今では、『割り当てる予算はある』と人々が相談に来る」と話す。

LinkedInでのインフルエンサーマーケティングは3つのカテゴリーに大別できる。1つめは、有名人による投稿(スヌープ・ドッグが1月にノーション[Notion]を宣伝した投稿など)だ。2つめは、InstagramやTikTokといったプラットフォームで多くのフォロワーを獲得し、この1年間にLinkedInに移ったクリエイターの投稿で、コーポレート・ナタリー氏がその一例だ。そして、LinkedInネイティブのクリエイターもいる。LinkedInでフォロワーを獲得した経営者や企業幹部が今、ブランドと契約を結び始めている。LinkedInのインフルエンサーマーケターによれば、LinkedInクリエイターへのブランドの関心は、この3つのカテゴリーに均等に分散しているという。

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