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NBA ホークス、広告主への訴求強化へ。公式クリエイターグループを設立

記事のポイント

  • アトランタ・ホークスは広告主へのアピール力を高めるため、NBA初となる公式クリエイターグループ「クリエイター・コレクティブ」を設立した。
  • 参加メンバーによる発信はアーンドメディアバリュー1620万円相当を記録。今後はブランドとのスポンサーシップ創出をめざして拡張予定。
  • クリエイターを通じたメディア展開をフォーマット化することで、スポーツチームが自ら広告インベントリーを構築する新たな潮流が生まれつつある。

NBA(全米プロバスケットボール)チームのアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)が、NBAとして初めてチーム単位で正式なクリエイターグループ「アトランタ・ホークス・クリエイター・コレクティブ(Atlanta Hawks Creator Collective)」を発足させた。

同グループに参加する25人のコンテンツクリエイターには、ホームゲームの観戦やトレーニング施設の見学ツアーなど、各種イベントへの参加特典が与えられている。

ホークスはこのプログラムを2024年にソフトローンチし、デイナ・ボールデン氏ロクサーヌ・カイザー氏など、アトランタを拠点に活動するクリエイターが2024~25年シーズンを通じてさまざまなイベントに参加し、コンテンツを制作・投稿してきた。

参加メンバーのジャンルや活躍するプラットフォームは多岐にわたる。グループには、前述のカイザー氏やフリオ・エンジェル・ムニョス氏など、スポーツ分野以外のクリエイターも名を連ねている。

メンバーは、観戦した試合やイベントの様子を発信することで報酬を得るケースもある一方、報酬の有無にかかわらず、多様な活動機会が提供される。2024年はこのプログラムの試験運用期間であったが、ホークスはその成果に手応えを感じ、4月10日にアトランタで開催された「ステート・オブ・クリエイターズ・オブ・カラー(State of Creators of Color)」サミットにて、正式なプロジェクトとして発表した。

ホークスでエンターテインメント関連事業を統括するバイスプレジデントのレベッタ・フュートレル氏は、「謝礼や報酬は案件ごとに異なる。発生する場合もあれば、チームの一員として活動してもらう場合もある」と述べる。

「最近実施した『テイスト・オブ・ザ・ホークス(Taste of the Hawks)』というディナーイベントでは、メンバーにゲストとして参加してもらい、金銭のやり取りは行わなかった。その代わり、イベントの様子をコンテンツとして発信してもらった」と語った。

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