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Netflixの広告事業立ち上げから1年半。「高い割にパッとしない」イメージは拭えるのか?

記事のポイント

  • Netflixの広告事業は成長中も、リーチの少なさと高コストが広告主に敬遠されがち。
  • 広告部門とプロダクト部門で戦略や方針を巡っての対立が生じており、これが成長を阻害しているとの指摘も。
  • Netflixは同社の広告のメリットは必ずしもリーチではなく、むしろインパクトだという売り込みを強化している。

広告事業を立ち上げてから1年半、Netflixは一定の成果を上げてはきたが、広告ビジネスの細かい慣行についてはいまだ理解が足りていないようだ。

Nteflix広告の前途はまだまだ多難

Netflixが2度目のアップフロントで達成した輝かしい数字に目を奪われて、この現実を見失ってはならない。確かにNetflixはことしの交渉で昨年比150%増というめざましい売上高を達成した。しかし、競争や限られた規模など、同社が直面する根深い課題を覆い隠すにはまったく十分でない。前途は多難だ。

しかし、Netflixの広告戦略担当者たちがこれにショックを受けることはないだろう。彼らは常に長期戦に挑んできた。だからこそ、高い広告価格を設定し、広告の配信量を制限し、広告付きプランの利用をオプトアウト方式ではなく、オプトイン方式にしてきたのだ。

広告ビジネスが臨界点に達して本格化するには時間がかかる。Netflixにとってそれは事業の立ち上げ当初から分かっていたことだった。

分かっていなかったことがあるとすれば、それは広告ビジネスの競争の熾烈さだ。特にこの2月、Amazonがプライム会員を対象に広告付きプランをデフォルト化して以降、ストリーミング広告市場の競争はさらに激化した。ただでさえオーディエンスの規模に比して割高なNetflixの広告料金が、さらに高額に見えてきた。
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